デザイン経営のヒントは、あの柿ピーにあり!
利益を築く2つの両輪とは?
デザイン経営は、イノベーションとブランディングの両輪で、他とは異なる新しい価値を生み出し長期的に利益を築く手法です。

新しい製品を考える時、0から新しいものを作る必要はありません。「今ある技術や資源をどう組み合わせたら、お客様はもっと喜んでくれるだろう?」と考えることがイノベーションです。
そして「どうしたらお客様に覚えてもらえるだろう?」という問いから、“らしさ”を磨き上げること。これがブランディングです。

誰もが知っている亀田製菓の「亀田の柿の種」にヒントがあります。
柿の種とピーナッツの絶妙な組み合わせから生まれた新しい価値。オレンジと赤を基調にした一目でわかるパッケージで、米菓市場売上No.1の座を射止めました。

総理!デザイン経営は成長戦略の根幹です
2018年に経済産業省と特許庁が発表した提言『デザイン経営宣言』。デザインに投資した企業は、4倍も利益を増やしたというイギリスのデータが注目されました。

経済産業省・特許庁『デザイン経営』宣言
『中小企業のためのデザイン経営ハンドブック みんなのデザイン経営』PDF版
デザインへの投資で魅力的な製品が増えれば個人消費が伸びます。
会社の売上が増えれば税金がたくさん国に納められます。
国にお金が入れば、教育や医療など暮らしが豊かになります。
つまり、デザイン経営は会社の利益だけでなく、日本全体の経済を元気にするための戦略なのです。
『デザイン経営』
イノベーションとブランディングの力で新たな価値を生み市場に独自の地位を築く手法
参考文献
経済産業省・特許庁 産業競争力とデザインを考える研究会『「デザイン経営」宣言』