売る前に 自社の持つ価値 見極める〜SWOT分析〜

強みと弱み、機会と脅威から見えるチャンスとリスク

戦略の一歩は環境の分析から

SWOT分析とは、自社や市場の環境を分析する手法です。内部環境と外部環境に分類して分析を行います。

『SWOT分析』とは?
自社や市場の環境を内部環境と外部環境に分類して分析を行う分析手法

内部環境とは、自社と製品の強みと弱みです。外部環境とは自社が属する市場の機会と脅威です。


内部環境で自社の強みと弱み、外部環境で市場の好機と脅威の要素を整理することで、新製品の市場投入や売上の翳りなど重要な局面で、現在置かれている状況や今後起こり得ることを予測します。

SWOT分析の結果を元に、弱点を補強する計画を策定したり、市場の変化や競合の動向を把握することで、持続的な成長と競争優位性を維持することができます。

戦略はS W O Tの組み合わせ

事業の成否を分けるのは戦略です。強みと機会を活かすことで事業の成長を図ります。弱みを機会で、脅威を強みで補強することで課題を解決します。また弱みを発見し脅威を回避する策を検討します。

たとえばスナック菓子市場の脅威は、お菓子を食べながらのスマートフォンの操作で指につく汚れを嫌がる消費者の存在です。市場には、手を汚さずに食べられるお菓子が次々と登場しています。

しかしチートスは、逆にその脅威を機会と捉えます。指にべっとりつくオレンジのパウダーを、チートスを食べることで得られる体験としてアピールしています。「指につくウマさ」というキャッチコピーは、チートスの強みを一言で表現しています。

参考文献

大前研一『企業参謀』(講談社)

今枝昌宏『実務で使える戦略の教科書』(日本経済新聞出版社)

フィリップ・コトラー、ケビン・ケラー「マーケティングマネジメント」(丸善出版部)