欲しいのは親友みたいなお客様 〜ダイレクトマーケティング〜

お客様との出会いは、新学期のクラスにヒントがあり!

ダイレクトマーケティングの本質

ダイレクトマーケティング主役は、実は商品そのものじゃなくて、お客様なんです。

この戦略では、お客様に直接一人ひとりに合った情報を届けて商品を販売します。

ちょっと新学期のクラスを思い出してみてください。

最初は、ぎこちない感じでも、挨拶を交わして、話しているうちに「あれ?なんだか気が合うかも?」って感じる瞬間ありますよね? 

それと同じで、ダイレクトマーケティングも時間をかけて関係を育てていくんです。

お客様じっくり育てて生む利益

目的は、1回の購入で終わらせず潜在顧客や見込客、新規顧客、リピート顧客を経て「もうあなたがいないとダメ!」っていうくらいの親友みたいなロイヤル顧客を育て、長期的に利益を築くことです。

  • お客様との心の通う交流が命 定期的にダイレクトメールやニュースレターで、お客様の関心に寄り添う情報を届ける
  • お客様のニーズに合った情報が命 お客様それぞれの購買状況などを元に、ニーズに合った情報を届けることが成功の鍵

そして、ロイヤル顧客を育てるための秘訣は、ダイレクトマーケティングの父 レスター・ワンダーマンが教えてくれた4つのR。これがポイントです。

  • Relevance(関連性): お客様に合った情報を届けること。
  • Relationship(関係性): 信頼を少しずつ築いていく姿勢。
  • Repurchase(再購買): 定期的に選ばれる習慣を作ること。
  • Retention(顧客維持): 代え難い存在になること。

つまり、お客様を、お互いに理解し合える親友のような存在に育てる。

それが、今も昔も、求められているダイレクトマーケティングのカタチなんですね!

参考文献
 

レスター・ワンダーマン『ワンダーマンの「売る広告」』(翔泳社)