高くても 買うのは好きな人の店〜好意の法則〜

好意の法則

好意とは利益を生み出す源泉だ!

人の好意は感情から生まれる

人の好意は感情から生まれます。好意の法則とは、好意を感じている人物の意見を受け入れやすい心理です。

『好意の法則』とは?
好意を感じている人物の意見を受け入れやすい心理

お気に入りのタレントのCM商品に惹かれたり、価格が高くても好意を感じる店に足を運ぶのは好意の法則の影響です。

好意の リピートが生む リピーター

お互いの顔を認識し、繰り返しコミュニケーションを交わすことで「あの人から買いたい」という好意の感情が形成されます。

繰り返し接触することで好意が高まり、記憶に残る効果がザイオンス効果です。

『ザイオンス効果』とは?
繰り返し接することにより心の中で好意が高まり記憶されやすくなる心理効果

お客様の心に好意を育めばリピーターが増え持続的な収益に繋がります。

コラム ミス・マーサの好意の顛末

O・ヘンリーの小説『ミス・マーサのパン屋』の主人公マーサは、古くて安いパンしか買わない常連客 ブルムバーガーに、好意の印として、中にたっぷりバターを塗り込んだパンをサービスします。ところがブルムバーガーは、バターのせいで仕事を台無しにします。建築家の彼はパンを製図を描く時、消しゴムの代わりにしていたのです。

参考文献

ロバート・B・チャルディー二『影響力の武器』(誠信書房)