消費者が買っているのはモノではないっ!

ベネフィット

3分でわかる『ベネフィット』

お客様は、ベネフィットを『自分ごと化』できた時に商品に価値を見い出す!

お客様 何に価値を求めてる?

ベネフィット(便益)とは、お客様が商品やサービスから感じる利益、体験、変化、満足感です。

『ベネフィット』とは?
お客様が商品が購入することで感じる利益、体験、変化、満足感

お客様は、商品の機能だけではなく商品を使用することで得られる変化や満足感に価値を求めて商品を購入しています。

デート前 いつもと違う商品を選んだワケ

デートを前にメイクに悩む女性は「厚塗りメイクはもう卒業しなきゃ。ナチュラルさが男子ウケするポイントよ」と友人からアドバイスを受けます。

女性は、友人のアドバイスに従い、“素肌の透明感”を謳った、いつもと違うタイプの化粧品を選びました。

女性は、これまで自分が使ったことのない化粧品の「肌がナチュラルに仕上がる機能」に価値を感じました。同時に、好きな人とのデートを重ねることで生まれるかもしれない「明るい未来」というベネフィットを求めたのです。

化粧品メーカーは、化粧品そのものではなく、お客様の“美しくなりたい”という願望を叶える価値をパッケージして売っているのです。

参考文献

セオドア・レビット『T.レビット マーケティング論』(ダイヤモンド社)

佐藤 義典『ドリルを売るには穴を売れ』(青春出版社)