2万8000店のコーヒーチェーン スターバックスを築いたハワード・シュルツの夢

ハワード・シュルツ

ハワード・シュルツ(1953〜)

スターバックスコーヒー名誉会長

スターバックスコーヒーの50年

ねぇねぇ、みんなスタバって好き?あの緑のロゴ見ただけで、なんかホッとするよね〜。

お店に入ると、コーヒーの香りに包まれて、照明もいい感じで、もう最高!

そんなスタバが、2026年で創業55周年&日本上陸30周年を迎えるって知ってた?

ハッピーアニバーサリーイヤー!!

スタバの原点は、イタリアの「バール」

当時の実はスタバのルーツって、イタリアにあるんだよ!

1983年、当時スタバの役員だったハワード・シュルツさんがイタリアに出張したとき、現地の“バール(エスプレッソバー)”に超感動したの!

香り高いエスプレッソ、気さくなバリスタたち。そこに集まる人たちの会話と笑顔。

「これだ!アメリカにもこの文化を持ち帰りたい!」って気持ちになったシュルツさん。

スタバの幹部に「エスプレッソ中心の店にしよう!」って熱く提案。でも、結果はまさかの「NO」。「オー マジかよ」

夢を諦めない男、シュルツ。

それでも諦めなかったシュルツさん。自分でイル・ジョルナーレっていう会社を立ち上げて、その夢を実現しちゃうの!

しかも大成功!そして、なんと!その会社で元のスタバを友好的に買収しちゃうんだよ!

倍の値段でも売れた理由。それが「サードプレイス」!

当時のアメリカ、コーヒー1杯=約80セントが相場。でもスタバは、その倍の価格でコーヒーを売って、しかも大成功を収めるという離れ業!

その秘密は、「体験」に全振りしたこと!スタバは「安さ」ではなく、お客さんの気持ちを中心に考えるお店を目指したの。

「家庭でも職場でもない、“もうひとつの場所(サードプレイス)”をつくろう」

照明、香り、接客、BGM、ドリンクのサイズ名まで全部がこだわり尽くされてる。


「トール」「グランデ」って響き、なんかテンション上がるよね?

世界進出の一歩となった東京1号店

スターバックスは、スタバが海外に進出した最初の場所。それがなんと東京・銀座!

1996年8月2日、1号店がオープン。当時、コーヒー1杯が250円。やっぱちょい高いよね。

でも、我らが日本のパートナー、サザビーグループの角田雄二さん&鈴木陸三さん兄弟はこう読んでた!

「ミスターシュルツ、日本人も価格より、体験や雰囲気を大事にするはずです」とVサイン!飲食業界の経験豊富な2人の予想は大当たり!

銀座のオシャレ空間で楽しむスタバは大人気に!この成功が、スタバが世界に飛び出すきっかけの一歩になったのよ!

エスプレッソの聖地 ミラノ夢の逆輸入!

2018年9月、ついにスタバはイタリア・ミラノに出店!原点であるイタリアの地に、シュルツさんの夢が帰ってきたんだ!

しかも、ただの店舗じゃないんだよ!スターバックス リザーブ ロースタリーっていう高級ラインでの挑戦!

店内では、実際に豆を焙煎する機械が動いてて、「一杯のコーヒーができるまで」を、体験しながら学べるの。

「イタリアの人たちに、まったく新しいコーヒー文化を届けて恩返し」そんな想いをカタチにした、集大成の場所になったんだよ!

スタバが教えてくれること

スタバの歴史は、単なる“コーヒーショップ”のものじゃない。

美意識へのこだわり、お客様ファーストの精神、そして、夢を諦めない情熱。

これが、スタバを唯一無二の存在にしてきたんだね。

あなたにとってのスタバって、どんな場所?お気に入りのドリンクがあったら教えてね!

2026年のアニバーサリーイヤー、どんなキャンペーンやコラボが出るのかな?今から楽しみすぎるぅ!

参考文献
  • ハワード・シュルツ『スターバックス成功物語 』(日経BP社