ウルトラマン 赤坂5丁目TBS放送センター

ウルトラマン(1966-forever)

世代を超えて愛されるヒーロー

2021年7月に『ウルトラマン』は、放送開始から55周年を迎えます。

映画『ゴジラ』シリーズで世界に名を知らしめた“特撮の神様”円谷英二(1901-1970)は、『ウルトラQ』でテレビの世界に進出しました。『ウルトラQ』を成功させた円谷英二は、金城哲夫(1938-1976)、実相寺昭雄(1937ー2006)ら若いスタッフとともに満を辞して、第2弾『ウルトラマン』を世に放ちます。

『ウルトラマン』は、1966年7月17日から、毎週日曜日の午後7時に赤坂のTBS系で放送されました。時代はテレビの黄金期。家庭にテレビが1台しか無かった時代です。チャンネル争いが大きな社会問題となりました。しかし、この時間帯だけは、きょうだい同士でチャンネル争いをせずに、テレビの前で、怪獣や宇宙人と戦うウルトラマンと科学特捜隊の活躍に釘付けになりました。40%の高視聴率を記録し、日本中の子供たちに、怪獣ブームを巻き起こします。

今やチャンネルといえば「チャンネル登録した?」という会話が当たり前になった小学生たちも『ウルトラマン』だけは別格です。『ウルトラマン』は、世代を超えて愛されています。

継承される円谷のDNA

『ウルトラマン』の誕生から55周年となる2021年には、『ウルトラマン』シリーズを観て育った世代、庵野秀明(1960-)と樋口真嗣(1965-)の『シン・ゴジラ』(2016年)コンビによる映画『シン・ウルトラマン』の公開が予定されています。

赤坂TBS放送センターの正面玄関脇には、“13代目目ウルトラマン”ウルトラマンマックスと”14代目ウルトラマン“ウルトラマンメビウス像(写真)が置かれ、親子連れが記念撮影をする光景が見受けられます。


参考資料
 

実相寺昭雄『ウルトラマン誕生』(筑摩書房)

円谷プロダクションホームページ