モノよりも心に残るコト消費 

3分でわかる『コト消費』

モノよりも コトへの価値を 感じたい

コト消費とは、モノの所有ではなく体験や経験を重視した消費行動のことです。

『コト消費』とは?
 モノの所有ではなくモノから得られる体験に価値を置いた消費行動

コト消費の萌芽といえるのが、日本の広告史に残る1913年に制作された三越のキャッチコピーです。

今日は帝劇、明日は三越

今から一世紀も前に、演劇の鑑賞やデパートでの買い物から得られる“特別な体験”を一言で言い表わしています。

さて、あなたはDX(デジタル・トランスフォーメーション)とともにCX(カスタマー・エクスペリエンス)ということばをよく耳にするでしょう。CXとは、商品やサービスの購入や利用によって得られる体験です。

『CX(カスタマー・エクスペリエンス)』とは?
 商品やサービスの購入や利用によって得られる体験、体験を通して得られる感覚的・心理的価値

人は、モノを通してコトを体験することに価値を感じ満足感を得るのです。

お客様の 心を読んで コト作る

人は価格だけで商品を選びません。事実、イトーヨーカドーやセブンイレブンでは、平日は、セブンプレミアムの惣菜が売れ筋です。ところが週末には、セブンプレミアムゴールドのような、価格は2倍以上高くても本格志向で作られた惣菜やデザートがよく売れます。

お客様の心には、“週末の時間をリッチな気分で過ごすコトを大切にしたい”という欲求が芽生え「プチ贅沢(ご褒美消費)」をするのです。

コトの価値は、あなたの会社の売上・利益に直結します。人は理屈ではなく心で動きます。マーケティングを成功させるためには、人の心を理解することが必要です。

朝でも食べやすいメニューを提供する「朝マック」、ご飯がなくても楽しめる1食100kcal以下で夜遅くでも罪悪感なくペロッと食べられるをコンセプトにしたハウスの『やさしく夜遅カレー』が人々の人気を集めています。

その理由は、人々が時間を選ばずにマックやカレーを“罪悪感を抑えつつ食べるコト”に満足感を得ることができるからです。このように人の心を読みコトとしての価値を発掘することが新しい市場を創造します。